マヤ民族の末裔ともいわれているインディアンのホピ族が伝える予言というものがあります。
ホピ族の予言に書かれていること
「馬以外のものが引く数珠繋ぎになった馬車を白人が発明するだろう。」という予言があって、これは鉄道というものを目にしないと予言が成就したことがわからない内容で、鉄道を知らない人にとっては、何のことかよくわからないと思います。
別の予言の中では、原爆が「灰のつまったひょうたん」と表現されているらしい。この表現も予言が成就しないとわからないと思われるので、これらの予言は、後付やこじ付けと言われてもしょうがない気はします。
ですが、後付であったとしても、ホピの予言として伝えられている内容は、昔の人が現代文明を見たらこう表現するしかないだろうと思われるもので、それを踏まえた上でこの予言を読むとなかなか興味深いです。
青い星の予言
ホピの予言で、まだ成就していないものとして以下の予言があるそうです。
「青い星のようなものが見えるとき、私たち民の儀式は直ちに終わりを告げるのだ」
これは、人類の滅亡を予言したものである、という説もあるらしい。
日本語訳の問題かもしれないけど、興味深い点として、「青い星が見えるとき」とせずに、わざわざ「~ようなもの」としている点。これは、明らかに星じゃないんだけど、星と表現するしかないものを示しているのでしょうか。UFO?
もうひとつ、「民の儀式は終わりを告げるのだ」でもいいはずなのに、あえて「直ちに」という言葉が加えられている点。
何故、そんなに急いで終わらされるのか?
時計の振り子が右に揺れていたのが、左に変わる瞬間は一瞬であるように、人類が経験する大いなる転換は一瞬である、という話を聞いたことがありますが、そのことを言っているのでしょうか。
タイムウェーブ・ゼロ理論
「タイムウェーブ・ゼロ理論」というのがあって、これは転換点(2012年12月ともいわれている)に向けて、時間の間隔がどんどん短くなっていくという理論らしい。人間は年を重ねると1年が短く感じられるようになるというのがあるけど、それに近い感じなのかな。
時計の針は、一日を24時間で刻み続けるが、実際に感じる時間は短くなっていくということらしい。流行といわれるものの移り変わる時間も短くなるんだとか。
この理論が正しいなら、大いなる転換の直前は100年が1秒ぐらいに凝縮された感じになるはずなので、転換も一瞬で起こるとも考えられます。