先日ローマ教皇ベネディクト16世が教皇を辞任したことはニュースでも取りあげられ、皆さんご存知のことと思います。
そこで思い出したのが、「聖マラキの予言」。
聖マラキの予言とは
これは、1143年に即位した165代ローマ教皇ケレスティヌス2世以降の歴代の教皇に関する予言集です。予言されている教皇の数は112人。それぞれの教皇に関する予言が短い言葉で書かれています。
ベネディクト16世の前の教皇であるヨハネ・パウロ2世は「太陽の働きによって」という言葉が予言されています。ヨハネパウロ2世が生まれた日はインド洋で部分日食があり、亡くなった日から数日後に珍しい金環皆既日食が起こっています。
辞任したベネディクト16世は「オリーブの栄光」。聖ベネディクトゥスが設立したベネディクト会のシンボルはオリーブの枝でした。
でもまあ、短い言葉なので後付で無理やりこじつけることも出来るよなぁと思ったり。
それよりも注目すべき点があります。
聖マラキが予言した教皇の数は112人。
先日辞任したベネディクト16世は111人目の教皇なのです。
112人目のローマ教皇の予言
112人目の教皇の予言ですが、111人目までの短い言葉とは違い、やや長めの文章が書かれています。
その内容とは。
「ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。
ローマびとペトロ 、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。終わり。」
何か、終わっちゃってますよ。
というわけで、次の教皇の時代に、バチカンに危機的な状況が訪れる。あるいは、人類に最後の審判が下される、という解釈がなされているようです。
バチカン、やばい状況なんですかねぇ?