七次元からの使者

今、浅川嘉富氏が書いた「2012年アセンション最後の真実」という本を読んでいるのですが、その中でアセンションの時期が近づくと、死後の世界、つまり幽界と霊界が消滅するという話が出てきました。

実は、これに似た話をかなり昔の本で読んだことを思い出し、本棚を眺めていたところ、その本を見つけました。
「七次元からの使者 0の巻」という本です。

七次元からの使者

初版が1977年となっていて、時期的には学研のミステリー雑誌「ムー」が創刊されたころとダブっていますね。

この本は、人類の過去と未来を見てきたという著者が、そのときの様子をSFとして物語にまとめたもので、物語の流れが通常の時間の流れを無視した不思議な進み方をしていて、印象に残っている本です。

その中で、ヒマラヤにいる大師の弟子が地球に起こっている異変について語る場面があって、このように言ってます。

「兜率(とそつ)天より下、夜摩天以下は末世において滅びることは昔より知られていたこと、色界は無常なり」

ここで言う夜摩天とは、閻魔大王が支配する死後の世界のことです。
これが、終わりのときに滅びるという話です。

アセンションにおいては、宇宙から生命エネルギーが注がれ、それを受けて五次元に移行するということらしいですが、「七次元からの使者」によると、「真の親太陽が出現するとき、その強い強磁性光線によってわれわれの肉体が再構成される」とあります。

30年以上前に書かれた本ですが、今話題のアセンションにつながっている部分があって興味深いです。

「七次元からの使者」には、ほかにも面白い話がたくさんありますので、また機会があれば紹介したいと思います。
なお、「七次元からの使者」は、絶版です。興味のある方は、古本を探すか、お近くの図書館で探してみてください。